デニコライ＆プロヴォースト

2023

Name: 2023 - デニコライ＆プロヴォースト
Brand: Keijiban
Price: 5000.000000 JPY
Availability: InStock

13ページの卓上カレンダー

リングカレンダー：182 × 150 × 76 mm / ページサイズ: 182 × 140 mm

限定52部、アーティストによるナンバリング・サイン入り。アーティストプルーフ4部、版元プルーフ4部

関連エディション: Earthworm since 2001 (Japan, 2022)

Price

￥5,000

税込・送料無料 (国内）

エディション

卓上カレンダー作品「2023」は、企業の業務管理・宣伝用のフォーマットを借用した作品である。デニコライ＆プロヴォーストは、これまでもしばしばこのようなフォーマットの規範を裏切り、典型的な広告宣伝手法や、会計報告の抽象的な見立て、ブランドに対して持たれる幻想などを軽やかに用いてきた。今回は大量生産製品のパッケージの転用、再構成技法が使われた。クッキー、洗剤などの箱の表面が丁寧に削られ、ロゴやキービジュアルがほとんど消された後、全てに共通する要素、段ボールがむき出しになっている。日付は各ページの下部にひっそりと配置されている。時間の合理的利用というよりむしろ、抽象的構図、宇宙を思わせる景色や古代の廃墟に思いを馳せるよう、アーティストが誘うのである。

アーティスト

Ivo Provoost Simona Denicolai Keijiban — Photo by Sylvie Eyberg

シモナ・デニコライとイヴォ・プロヴォーストはそれぞれ1972年、1974年生まれ。現在、ブリュッセル在住。

90年代半ばよりデュオとしての活動を開始したデニコライとプロヴォーストは、ありふれた日常を詩的に変換するアート制作活動を展開してきた。彼らのほとんどの作品は、特定のコンテクストにおいて着想されており、そのコンテクストは、オブジェ、人間、共同体、動物、自然環境などに関わるシナリオやプロトコルを使って探索、再構成されている。

作品は最終的に、インスタレーション、ビデオ、ドローイング、印刷物などの形を取るが、そこで終わるものではなく、むしろ出会いや協働を促したり、記憶を呼び起こしたりするもの、また、社会的な先入観を疑ったり、なおざりにされた現実への意識を高めたりするような動的な形態として認識されている。

2021年春、デニコライ＆プロヴォーストの作品はゲント市の現代美術館 SMAK での大規模な回顧展で展示された。この展覧会は、とりわけ彼らのアニメフィルム　Hello, are we in the show? （2020年）の上演を中心に開催された。

最近の個展：10 hors-champs in the Show、LMNO、ベルギー、ブリュッセル（2021年）、 Hello, are we in the show? (comment voir la même autre chose)、SMAK、ベルギー、ゲント（2021年）、Gigantisme, art et industrie、FRAC Grand Large、フランス、ダンケルク（2019年）Tien taarten / ten cakes、ベルギー、ゲンク、（2018年）、More、Galerie West、オランダ、デンハーグ（2014年）。

デニコライ＆プロヴォーストの作品を取り扱うギャラリー： LMNO ギャラリー（ブリュッセル）

展覧会

Denicolai & Provoost Earthworm since 2001 Japan

デニコライ＆プロヴォーストの展示は2022年9月15日から10月14日の期間、Keijibanにて行われました。

展覧会

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デニコライ＆プロヴォースト

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